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問屋ってのは、その業界を写す、カガミだともいえるよな。メーカー、小売店、双方の景気がそのまま反映されてくる立場なんだから、それも当然だ。特によく分かるのは、イベントとして行われる、見本市とか商談会だな。メーカーを呼んで、新製品を紹介したりして注文をとる。この時だと安いとか、このときに注文を受けた商品を受注生産で限定で出すとか、色々なメリットを用意してくる。たくさんの小売店が集まってくるから、食事を用意してくれたり、お土産をくれたり、盛大に行われる事が多い。ところが、このイベントは、小売店にとって助かる事だって他に、その業界の景気のバロメーターにもなって、ちょっと怖いものがあるんだよな。例えば、90年代の後半に、糸井さんが、釣りの番組を作ったり、反町隆司やキムタクがやっていると言ったりしてブームになったブラックバスだが、このときの見本市は、ドコもお昼に寿司を振舞ったり、メーカーも数百社を数えそれはそれは盛大に行われいたらしいな。ところが、今みたいにブームもおさまって、それどころか特定外来種に指定されちゃって、ブラックバスが悪者になっちゃうと、一気に景気が悪くなって、し出し弁当と味噌汁みたいになっちゃったらしいよな。さらに、コレは、メーカーのブースレベルでもバロメーターになる。おもちゃ業界でもたまごっちが全盛だったバンダイや、ミニ四駆が全盛のタミやヤなど、全盛期とそうじゃないときでは、雰囲気やスペースが全然違うらしいからな。